行田見聞録

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行田市佐間1丁目に観光ホテルができるようです

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行田市のHPで、行田市佐間1丁目市有地売却におけるプロポーザル審査結果が公表されています。
売却候補者は、株式会社リゾート花湯の森(深谷市)。リゾート花湯の森は、埼玉県北〜群馬県南部で、ホテル・温浴施設・ゴルフコースを運営している会社です。HPはこちら。(運営している施設の案内はありますが、会社概要のページはありません)深谷花園温泉「花湯の森」は、ちょっと落ち着いた大人の雰囲気の温浴施設で、行かれた方も多いのではないでしょうか。

行田市佐間1丁目の市有地というのはここですね。

以前、事情通の間では、行田市が茶室を造るとかいう噂が流れたりしましたが、現状は更地で、たまに工事用の資材置き場に使われたりもしていました。
ホテル予定地現在は、すぐ近くのきっずプラザあおいの臨時駐車場としても使われているようです。

行田市佐間1丁目市有地売却におけるプロポーザルというのは、要するに『市有地を売りたいんだけど、買う金額と買った後にどう使うかの案を出してね。審査して一番良さそうなところに売るよ。』ってことです。
当初は、最低売却価格1億4千万円、平成27年11月〜平成28年1月の期間で受付・プレゼン・発表等を行うとしていたんですが、応募者がありませんでした。その後再度の募集があったのか等の詳細が不明ですが(行田市のHPと議会の議事録では見付けられませんでした)、今回の決定に至りました。

(株)リゾート花湯の森の計画によると、5階建てで延べ床面積3,000㎡の宿泊特化型のホテルを建設する予定。今年の12月着工、来年の夏の開業を目指していて、年間売上高2億円を見込んでいるようです。
さきたま古墳公園や、忍城等の歴史的観光資源があり、今後のニーズが見込めるとリゾート花湯の森は見込んでいるようですが……。

ケチを付けたいわけではありませんが、開業前から失敗が目に見えているのではないでしょうかねぇ。
何と言ったって、行田市で宿泊する理由がありません。東京からなら日帰り旅行です。泊まって味わいたい郷土料理があるわけでなし。泊まりがけでゼリーフライやフライを食べたい人がどれくらいいるのやら。
工業団地での仕事や工事での滞在など、ビジネスでは一定数の宿泊者はいるようですので、それを取り込みながら、どれだけ頑張れるか、ちょっと興味はありますね。

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