行田見聞録

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盛徳寺で旧盛徳寺礎石をみてみた

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盛徳寺(じょうとくじ)は、行田市埼玉にある真言宗智山派のお寺です。大同年間(806~810)の創建と伝えられ、保元2年(1157)に小松内府(こまつないふ)の心願により再建されました。近くには、万葉集で詠まれた小埼沼(おさきぬま)や埼玉古墳群があり、往時はこの地方の中心地であったことを思わせます。

盛徳寺は、県道364号線沿いに立地しています。
盛徳寺1
埼玉の信号方面から古代蓮の里の方へ抜けようとすると正面に山門があり、車道は右カーブで古代蓮の里に向かいます。これは昔の参道をのそまま車道にしたので、このような立地なのかもしれません。(未確認)

盛徳寺2 盛徳寺3

盛徳寺4

山号は埼玉山。天台宗総本山延暦寺第二代座主円澄生誕の地の碑が門前に建っています。
盛徳寺5
盛徳寺6

盛徳寺11
県内でも有数の歴史をもつお寺ですが、現在は本堂他の新築や整備が進められていて、きれいなお寺です。

盛徳寺7 盛徳寺8

盛徳寺9 盛徳寺10
仁王像は青銅製でしょうか。親しみやすい造形です。

盛徳寺12 盛徳寺15

新しい本堂の前に、旧盛徳寺礎石はあります。
盛徳寺13 盛徳寺14

礎石の周囲はきれいな和風庭園として整備されていて、その中に礎石が配置されています。
現在の配置は当時の原位置とは異なっているようで、古い写真を見ると一箇所に山積みになっていましたが、しばらく礎石の上に手を置いて往時に思いを馳せてみました。
盛徳寺16
盛徳寺17

盛徳寺18 盛徳寺19

盛徳寺20 盛徳寺22

盛徳寺21

盛徳寺はここです

盛徳寺 行田市埼玉1118

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