田んぼアートの田植え体験の続きです。
各自係員に先導されて指定区画に入り、田植えの開始です。
この写真は、田んぼに入った直後のワーワーキャーキャー騒がしいひとときが過ぎ、各自植え始めたところ。空の雲も切れてきて、気持ちよい日になってきました。
使用する稲は5品種(4色)。
左はアートの外側部分で使用される彩のかがやき(緑色)。彩のかがやきは埼玉県内でのみ生産される県の推奨品種。右は顔絵・文字の部分で使用の古代稲の紫905(黒紫色)
田植え体験者は図柄の部分に植えさせてもらうことはできず(そりゃそうだ)、アートの外側(地の部分)の彩のかがやきを植えます。
さて、田植え開始っ。モデルは友人のN君。私と同様、彼も田植え初体験。
だいたい30cm間隔で、一株一株丁寧に植えていきます。株を植えた直後に右にスッと寄せるのも忘れずに。
でも、5回に1回ぐらいは植えようとしてもそこに土がありません。無闇に歩き回って足跡をそこらじゅうにつけ、植え床を荒らしてしまったからです。慣れた人ならば、株間に足を置きながら植えてくるのでしょう。
そんな基本中の基本のとっかかりがすこーしわかりかけた頃には、早くも終わりです。結局私が植えたのは時間にして15分、広さは2m×3mぐらいのものだったでしょうか。思ったより少なく、あっという間に終わってしまい、物足りない気もしました。
このあたりを植えましたが、それらしく見えるでしょうか。植えてないように見える所は、苗が沈んでいます。
11時半頃にはだいたいの人が引き上げ、後は指導員の方が所々手直ししてくれています。
秋には、奧のあのタワーからきれいな田んぼアートが見られるはずです。
ここは子供達が植えた場所。いいかげんだなぁ。でも、稲が成長してしまえば目立たなくなるのかな。
田植え終了後、足はこんな状態に。右の写真のように、ちょっとした親水公園のように階段になっているので、そこで洗いました。このような田植え体験を想定して整備したのでしょうか。
これが今年度の完成予想図。成田長親(右)と石田三成(左)。私と友人は左の石田三成の鼻の下あたりを植えました。今秋、鼻の下を伸ばしたスケベオヤジ風の石田三成ができたら、それは私と友人のせいかもしれません。(笑)
その3に続きます。