キッチン長崎は、行田市の17号バイパス持田交差点近くにあります。下り線側にあるのですが、17号バイパスから見えるところに看板はありません。ファイブイズホーム（旧細井不動産）の向かい側です。

このお店、今回が2回目。前回は20年以上前で、『なんだかちゃんぽんが食べたくない？そーいえば持田のあそこにキッチン長崎って店があったけど、長崎なんだからチャンポンがあるかもよ』という単純な考えで、夕食時に友人と食べに行ったのでした。
その時私は皿うどんを食べたのですが、皿の上に油溜まりができるほど油がギトギトでした。それに懲りて以来行かなかったのですが、今回少々遅いランチでしたが、ふらっと入ってみました。

なるほど。洋食屋さんという位置付けなのですね。
入店して店内を見回すと、観葉植物、置物、盆栽、写真、小物等々が統一感無くあちこちに置かれています。椅子も微妙に揃ってないし。でも、それが嫌な感じではなく、妙に落ち着きます。自分の部屋にいるような感じです。
白状しますと、私の部屋も雑然としていますです。はい。

『今日のランチは、暑いし、生姜焼きですが、いかかですか』とフロアを切り盛りしている奧さんに言われて、特に食べたいものも決まっていなかったので生姜焼き定食にしました。暑いと何故生姜焼きなのか、多少の疑問は残りましたが。

程なく生姜焼き定食到着。
バラ肉の場合はタマネギと一緒に炒めた方がおいしいですが、この生姜焼きは大きな肉でタマネギはなし。甘めなタレは、タレだけでご飯が食べられます。薄味の大根の味噌汁もいい感じ。

このお店がなぜか居心地がいいのは、店内の飾り付けだけが理由ではありません。奧さんとご主人の作り出す雰囲気がいいのです。お二人の仲が良さそうな会話を聞くとはなしに聞きながらの、まったりとした遅めのランチタイムでありました。

そうそう、忘れてはならないのがテーブルの上にあったこれ。

まだまだ現役で活躍しているんですねー。

キッチン長崎はここ
埼玉県行田市持田９１１−８