4/1に古代蓮の里をスタート&ゴールとして第28回行田市鉄剣マラソン大会が行われました。私は10km40代男子の部でエントリー。タイムは1時間0分43秒。181人中166位。男女合わせて10km出場722選手中、628位でした。下位もいいところで、タイムを追求して走っている人からみれば話にもならないレベルなのでしょう。話のネタにでもなれば…と思ったのが、今回初出場の理由でした。
山歩きが趣味とはいえ、ランニングは5、6km走ったのが最高で、10km通して走ったことは高校の時以来無し。大会前の練習もほとんどしなかったので、自分では走れた方ではないかと思っています。
今回、出場して本当によかったと思っています。また来年の大会に参加したいとも思っています。それというのも、みんなで走るランニング自体の楽しさと、大会運営の素晴らしさを感じたからです。 天候が素晴らしく良かったのも一因ですね。
完走できるか一抹の不安を抱きながらスタート。しばらくの間、パッパッパッパッという、多数のランナーの足音に包まれ、道路の中央走るという普段はできない行為をしていることもあって、高揚感を感じます。
1km6分のペースで走ります。特に苦しくもなく、5kmぐらいまではそのペースで走れていましたが、その後少し中だるみ。少しペースを上げないと、と思いながらも、まだ残りが長いので不安もあり、ズルズルとペースが落ちます。
そんな時、後ろから女の子の会話の声が聞こえてきました。2人で走りながら話しているようです。息も弾んでいないしなかなか余裕があるなー 、と思いながら抜かされると、その女の子たちはAKB48でした!
チェックのスカートにハイソックス、ベスト風の上着と、AKB48風のいでたち。足取りも軽く、私がドスドスドスだとしたら、彼女たちはタッ タッ タッ、と軽快そのもの。沿道の人からも『AKB!』などと声を掛けられて、軽やかに走っていきました。
10kmのコースとしては、古代蓮の里をスタートしてさきたま古墳をぐるっと周回して5km、その後武蔵水路沿いを少し走って、ムベア(旧ショーワ第2工場)から古代蓮の里まで1kmぐらいの直線コースでゴールです。
ゴールまであと100mほどのラストスパートの所で、このお囃子の会のドンドコドンドコという力強い太鼓の音に元気づけられました。
中だるみの分を取り返そうと最後に頑張るも、1時間0分43秒でゴール。1時間は切れませんでした。走る前は完走できるか不安でしたが、こうなってみると1時間を切れなかったのが悔しい。
ゴールすると、待ち構えていた係員にランナーズチップ(ゼッケンの後ろ側に付いていた)を回収してもらいます。ドリンクを受け取り、その先でゼッケンを確認してパソコンに打ち込んでもらうと、隣のプリンタから名前、タイム、順位等の入った完走証が出てきてそれを渡されて、はい、おしまい。ゴールしてから1分も経たずに自分の結果がわかります。
素晴らしいシステムです。走り終わったあとはすぐにでもタイムや順位が知りたいところ。それが混乱もなく待たされずに行われるなんて。それもランナーズチップを装着しているからできることなんでしょうが、ストレスがなくてとてもいいですね。
今回とても運営がスムーズで、ストレスやイライラを感じることなくレースに参加できました。鉄剣マラソン大会自体が、どのような運営体制になっているのかわかりませんが、ランニング大会運営会社にある程度委託しているのでしょうか。そうでないと第28回だとしても、こんなに素晴らしい運営ができるわけはありません。
今回私は、ランネットを通じて参加申込をしました。会員登録をする必要はありますが、参加費はクレジットカード、コンビニ払いが可能で便利です。大会終了後は、すぐにマイページに自分の成績が反映されます。(ランナーズチップ装着大会だけ?)
そしてゴール地点に設置してあるこのカメラで写した自分のゴールシーンが、自分のページに反映され、写真入りオリジナル完走証を作ることも可能です。
もちろん、マラソン大会検索→参加申込も簡単。ランナーの間では有名なサイトなのかもしれませんが、使ってみて便利だったので、お勧めします。
結論:大会運営は満足、コースも満足、タイムには不満。ということで、来年も参加することに決定です。